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オムロン、インド初の医療機器工場をタミルナドゥ州に開設

May 20, 2023May 20, 2023

[チェンナイ 5月30日 ロイター] - 日本のオムロン(6645.T)は、インド南部タミルナドゥ州にある同社初の医療機器工場に12億8000万インドルピー(1550万ドル)を投資する予定であると現地政府が発表した。地域での事業を立ち上げるため。

MKスターリン州首相は火曜日の声明で、オムロンはタミル・ナドゥ州で医療機器の生産を開始することで、タミル・ナドゥ州の医療インフラの強化に重要な役割を果たすと述べた。

政府はオムロンのヘルスケア事業担当常務執行役員の岡田歩氏らが出席したイベントで同社と協定を締結した。

オムロンはコメントを控えた。

ロイター通信は同日、直接の知識を持つ政府関係者2人の話として、オムロンが同州で血圧計などの機器を製造する予定だと報じた。

この日本企業は血圧計から産業用スイッチに至るまでの電気機器を製造しており、タミル・ナドゥ州に参入または生産を拡大する最新の世界的メーカーとなる。同州はここ数カ月、現代自動車(005380.KS)やナイキ靴メーカーのポウ社からの投資を集めている。チェン(9904.TW)とソフトバンクグループ支援のオラ・エレクトリック(9984.T)。

オムロンは先月、中国での新型コロナウイルス感染症抑制策の緩和と主に米国と欧州でのインフレの頭打ちを受けて、心臓血管機器の売上高が徐々に回復するとの見通しを示した。

また同社は、人口高齢化とライフスタイルの変化により血圧計の売上が今後数年で急増すると予想される「インドでの需要の獲得」に注力すると述べた。

オムロンのヘルスケア機器は日本、中国、ベトナムで製造されています。

タミルナドゥ州は月曜日、他の日本の製造業者6社が81億9000万ルピーを投資する契約に署名したと発表した。

政府関係者の1人によると、医療技術分野では今後さらなる投資が見込まれるという。

(1 ドル = 82.7047 インドルピー)

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